神戸の街が再生と感謝の想いを込めて開催するチャリティー音楽フェス「COMING KOBE 2025(カミコベ)」が、2025年5月18日に開催されます。今年は阪神・淡路大震災から30年という節目の年にあたります。
カミコベは単なる音楽フェスティバルではなく、「神戸からの恩返し」と「防災・減災意識の共有」という強いメッセージを伝える場です。この記事では、その魅力と最新情報をたっぷりとお届けします。初めて参加を検討している方から、毎年足を運んでいるファンまで、誰もが満喫できる内容となっています。
震災から30年 カミコベの想いが込められた特別な開催へ
※大震災イメージ画像

COMING KOBEは、阪神・淡路大震災の記憶と教訓を忘れないために2005年からスタートしたチャリティー音楽フェスティバルです。神戸の街が受けた深い傷と、そこからの回復と希望の歩みを伝え続けてきました。2025年は震災から30年目という節目の年。これまで以上に復興への感謝、そして防災・減災への意識を共有する重要な機会として注目されています。
開催地は神戸メリケンパーク。震災で大きな被害を受けながらも復興を遂げたこの場所が、カミコベの精神を象徴するステージとなります。海と街が出会うウォーターフロントで、音楽と記憶と未来がひとつにつながる場、それがカミコベです。
入場無料でも事前登録が必要 応募方法や特別チケット情報をチェック
COMING KOBEは入場無料のイベントですが、安全確保のために事前登録が必要です。2025年の一般入場券の抽選受付は4月1日からスタートしています。チケットの譲渡や転売は禁止されており、抽選制により秩序と公平性が保たれています。参加を希望する方は、早めに登録情報を確認しておくことが大切です。
さらに、クラウドファンディング支援者には「タオル付きチケット」や「グッズ付優先入場」、「宿泊&温泉付きプラン」といった特典が用意されています。フェスの財政的持続と参加者体験の向上を両立させる素晴らしい仕組みです。これにより、無料でありながらも、豊かなコンテンツを提供することが可能になっています。
加えて、小学生以下の子どもたちは保護者同伴であればチケット不要という配慮もあり、家族連れにも優しいイベントとして、多世代にわたる来場者を歓迎しています。
交通アクセスは公共機関で スムーズにメリケンパークへ向かおう
神戸メリケンパークへは、公共交通機関の利用が推奨されています。神戸空港からはポートライナーと地下鉄を乗り継ぎ、最寄り駅のみなと元町駅から徒歩約10分。JR三ノ宮駅や新神戸駅からもスムーズにアクセス可能です。
会場周辺には限られた駐車場しかなく、主催者も自家用車の利用は控えるよう呼びかけています。地域への配慮と円滑な運営のためにも、ぜひ公共交通での来場をお願いします。混雑を避けるためにも、なるべく早めの到着がおすすめです。
遠方からの来場者にとっても便利なアクセス方法が整っており、飛行機、新幹線、夜行バスといった交通手段を使って、全国から多くの人が集まります。事前に交通ルートを確認し、余裕を持ってスケジュールを立てましょう。
豪華アーティストと未来の才能が集結 カミコベならではのラインナップ
出典:COMING KOBE OFFICIAL Youtube/COMING KOBE23
COMING KOBE 2025には、ジャンルを超えたアーティストたちが出演予定です。ロック、パンク、オルタナティブ、ポップまで多彩な音楽が繰り広げられ、音楽ファンを魅了します。
さらに、オーディションを勝ち抜いた新進気鋭のバンドも加わり、幅広い音楽が楽しめるのも魅力です。全国各地のライブハウスと連携し、新しい才能が育つ土壌を提供しています。カミコベは、既存のアーティストの魅力だけでなく、未来の音楽シーンを切り開く登竜門としての役割も果たしています。
多ステージ制で、会場内のあちこちに設置されたステージでは同時進行でライブが行われるため、参加者は自分の好みに合わせて自由に動き回れます。タイムテーブルは公式サイトにて公開される予定(開催日直前で発表されるイメージです!)なので、直前までのチェックを忘れずに。
出演アーティスト
第一弾出演アーティスト
- アルカラ
- EGG BRAIN
- ガガガSP
- SAYONARAPOESIE
- セックスマシーン!!
- DRAMATIC ALASKA
- 猫背のネイビーセゾン
- KNOCK OUT MONKEY
- Panorama Panama Town
- FREESIAN
- メガマサヒデ
- ワタナベフラワー
第二弾出演アーティスト
- 片平里菜
- クリトリック・リス
- SABOTEN
- 近石涼
- PK shampoo
- fivenewold
- ザ・ボーイズ&ガールズ
- MAYSON’s PARTY
- 優利香
- 倭製ジェロニモ&メルギブソンズ
第三弾出演アーティスト
- Alaska Jam
- 四星球
- 超能力戦士ドリアン
- 八十八ヶ所巡礼
- プッシュプルポット
- PALEDUSK
- POT
- 山岡トモタケ(FLAMYNGS)
- locofrank
第四弾出演アーティスト
- バックドロップシンデレラ
- ΛrlequiΩ
- the 奥歯’s
- かずき山盛り
- 心愛 -KOKONA-
- komsume
- シンガーズハイ
- SCOOBIE DO
- sorato
- w.o.d
- TETORA
- TENDOUJI
- NiL
- Hakubi
- bacho
- Hump Back
- Hyuga
- ヴィレッジマンズストア
- Bray me
- bokura.
- Maki
- ムノーノモーゼス
- 夕闇に誘いし漆黒の天使達
- 忘れらんねぇよ
第五弾出演アーティスト
- OwL
- 炙りなタウン
- ありすがわ
- ell
- ONIONRING
- OBSESS
- キュウソネコカミ
- 黒猫CHELSEA
- SPARK!!SOUND!!SHOW!!
- 超☆社会的サンダル
- 東京初期衝動
- TRiDENT
- なきごと
- Bye-Bye-Handの方程式
- PAIL OUT
- the paddles
第六弾出演アーティスト
- 愛はズボーン
- IBERIs&
- AIRFLIP
- 神はサイコロを振らない
- GRAND COLOR STONE
- 古墳シスターズ
- Survive Said The Prophet
- sanetii
- S.L.N.M
- ザ・シスターズハイ
- STANCE PANKS
- それでも尚、未来に媚びる
- THE CHERRY COKE$
- DENIMS
- トップシークレットマン
- 花男
- fat Fam
- HOTSQUALL
- lonlium
- TЯicKY
- Parallel Frank
- LiverShot
- All I Clacks
- The Salitus
- アイアムアイ
- 東狂アルゴリズム
カミングライダーや減災ヴィレッジ 音楽だけじゃない感動企画の数々

「カミングライダー」では、アーティストが自転車で被災地から神戸まで走破し、現地の現状を伝えながらフェスティバルで新曲を披露します。2025年は能登半島地震の被災地・石川県珠洲市からスタートする予定です。この挑戦は、電力や金銭に頼らず、他者からの「差し入れ」のみで旅を成し遂げるという過酷な内容で、多くの人々に勇気と希望を与えるプロジェクトです。
また、防災啓発を目的とした「減災ヴィレッジ」や、チャリティー活動を行う「チャリカツ」など、音楽だけに留まらない豊かなプログラムが揃っています。ワークショップやパネル展示など、家族連れでも楽しめる内容が目白押しで、子どもたちにとっても学びと発見のある一日になります。
さらに、地元のライブハウスを舞台としたアフターイベントや、プレイベントも開催予定で、フェスティバルの前後も盛り上がりが続きます。地域密着型でありながら、全国的な広がりを見せるCOMING KOBEならではの企画です。
クラウドファンディングで未来を支える カミコベの継続にあなたの力を

無料開催を貫くCOMING KOBEは、毎年多くの支援によって成り立っています。2025年は目標額1,000万円を達成し、386名の支援者から1,015万6,000円が集まりました。支援者には、グッズや名前の掲載などの返礼があります。
クラウドファンディングの成功は、フェスティバルの継続可能性を高めるだけでなく、地域社会に根ざした新たなモデルとして注目されています。透明性のある資金使途、そして継続的な報告が、多くの人々からの信頼を集めています。
また、会場では募金活動も行われており、来場者一人ひとりが支援の輪に加わることができます。些細な寄付でも、大きな力となり、復興や防災活動に貢献します。COMING KOBEは、参加そのものが社会貢献につながる稀有な音楽イベントです。
神戸の魂と音楽の力が融合する感動の一日
単なる音楽フェスティバルではなく、地域と記憶と未来をつなぐ重要な文化活動です。ボランティア、アーティスト、そして来場者一人ひとりがこのフェスを支えています。
震災から30年という節目を迎える今年、神戸の復興の物語と、未来への希望を肌で感じる貴重な機会になるでしょう。参加することで、音楽と共に社会貢献ができる唯一無二の体験を、ぜひ味わってください。COMING KOBEに参加することで、あなた自身も新たな物語の一部になれるのです。
多くの人々の笑顔と共感が交差するその場所で、音楽と想いが響き合う感動の瞬間を、ぜひ体験してください。
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